【東海道13】原宿(静岡県沼津)
原宿近辺の旧東海道は富士山の眺めがもっとも素晴らしい場所である。画面の枠から富士山をはみ出させる手法は現代の広告でも使われる。
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往年はつねに富士が右手にお伴してくれたのだろうが、今は建物と建物のあいだから時折のぞくぐらい。しかも微妙に大気に薄もやがかかっていて、富士山はまるで見えない。富士山が見えなければ、まったくもって意味のないルート。ただひたすら住宅街の生活道のどぶ板の上を走る苦行。
原宿が近づいてくると、道ばたのところどころに道標などが。
路地の奥に寺。お寺銀座というぐらいたくさんある。
白隠禅師生誕地
海岸に出れば気持ちのいい千本松原のサイクリングロードがあるので、こちらの方を走りたいものだが、東海道ルートから微妙にはずれている。でもかまわないだろう。昔の人だって、歩くのに飽きたら、ときどき海岸に出て一服したりしていたんだろうし。