街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

ボクサーカップレプリカ納車、で、イキナリ林道行軍 

関東は台風一過の晴天。
 ボクサーカップレプリカ納車の第1段ツーリング兼、慣らし運転にと、地図も持たずに気ままに下道で茨城方面へ。
 と、いつしか福島県との分水嶺、八溝山に来ていた。このへんの県道は休日でも交通量がきわめて少なく、走りやすい。奥の細道の雲岸寺で一服し、八溝山の稜線をたどって県道を北上した。
 八溝山山頂までのぼったはいいが、途中でいくつもの分岐がある。棚倉方面との看板に誘われ、てっきり舗装路と思って入ったら、6.9kmにわたるダートだった。同じ外車でも、ドカティの2気筒バイクだったら悲壮な気持ちになっていただろうが、BMWモーターサイクルは、基本構造がオフロード車もネイキッドも、この限りなくサーキットユースライクなボクサーカップレプリカにしても、みな同じである。けっこう楽しみながらダートを走った。しかし台風直後なので、ぬかるみがすごい。隣を流れる沢の水流がすごい。
 さっそく泥んこである。
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八溝山は山頂までバイクでのぼることができる。その景観は紀伊半島の山あいの荘厳さとも北海道の山地の雄大さともまったく異なる。東北の山の素っ気なさと関東の山の雑多な感じが入り交じっている。県道321(茨城県)にて。
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●台風一過の八溝川は水流がすごかった。水たまりが深く、一度、クルマとすれ違うときにはまってしまい、そのまま水没してしまうところであった。(八溝山林道)
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●卸したての新車でも、ここまで泥まみれになると、まっいいか! と、とりあえず笑ってみるしかない。八溝山林道(福島県)にて。