街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

江戸川を下り海へ

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●江戸川サイクリングロードを下り、ついに海に到達。家から約25km。海からの強い風でずっとローギヤのまま走った。貝掘り、ハゼ釣りの人々でにぎわうが、潮風というより、ヘドロが臭くて早々に立ち去った。
一度やってみたかった。
江戸川の土手に沿って延々と伸びるサイクリングロード。上流域は利根川との合流点である関宿までつづいている。ずいぶん昔にここまでは自転車で行ったことがある。
しかし下流域には、せいぜい寅さんの葛飾柴又ぐらいまでしか足を踏み入れたことはなかった。サイクリングロードは果たして海までつづいているのだろうか。わくわくしながらの出発となった。
走ってみて驚いたのは、その交通量の多さ! 同じ江戸川でも、僕がいつも走っている区域とはぜんぜん違う。ボランティアの集団がワガモノ顔で闊歩し、部活で遠征の高校生が集団となって歩き、草野球のユニホーム姿のおじさん、釣り人、貝堀りのおばさんがスクーターや自転車で走り、悲壮なほどのペースでマラソンランナーが走り・・じつに多様な人々がひしめきあい、まともにペースアップをはかることができなかった。
江戸川といっても、千葉、茨城と違って、ここは東京。河川敷には所狭しと、さまざまなスポットが用意されているのだし、都会の数少ないオアシス、人々が憩いを求めて河川敷におもむく文化が長く根づいているのだろう。そんなことを思った二輪行だった。
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●江戸川サイクリングロードも、都内に入ると、中央線が引いてあった。さすが都会。そして人、人、人・・。
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●江戸川河川敷にはさまざまなレジャースポットが用意されていた。さすが東京! ここは小岩菖蒲園。よく新聞で見るけど、こんなところにあったのね。
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●江戸川河川敷のポニーランド。無料で馬車や乗馬ができるというから驚きだ。馬車の赤いホイールが渋い。太っ腹! 江戸川区!
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●江戸川サイクリングロード往復50kmの行程を終えたあと、3kmのスイミングを経て、細君の運転するスバル車を先導車にして幹線国道を疾駆。追い越し車線を60キロで走行する六連星2機。スバルディーラーに行って涼む。