街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

【東海道51】石部宿(滋賀県湖南)

絵は石部宿の西、目川の里にある茶屋。名物の田楽は今も食べることができる。背景にはうっすらと青を引いた琵琶湖と比良山。


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野洲川を渡るには韓国(からくに)橋しかありませんので、いったん国道1号を歩きます。ちょうど国道もバイパスと旧道の分岐点になっていて、歩行者は大きな歩道橋を使います。川のむこうに見えているのは、近江富士でしょうか。


草津線の三雲駅の先で線路を渡り、裏道が旧街道です。
近江線は運転士さんも駅員さんも車掌さんも、みんな女性で、ちょっとびっくりしました。


やがて不思議なトンネルが見えてきました。


トンネルの横の土手をのぼって、上に出てみると・・


何もありません。
じつは古い水道橋の遺物。昔のお堀の跡ですが、このあたりの標高が低いために、お堀が頭上を通るようになってしまったんですね。
しばらく歩くと、もうひとつ出てきます。


このへんはトウカイダーもちらほら。


石部宿の端っこにたどり着きました。


石部宿の茶屋はなかなか味わい深い立地にあります。



なんとなく、ほっとする街並みでした。


トウカイダーも増えてきました。