街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

【東海道44】石薬師宿(三重県鈴鹿)

初冬ののどかな農村風景の向こうに宿場。さらにそのかなたには、西の難所・鈴鹿峠が控えている。山を三重に描くことで、この先の道のりの厳しさを予感せずにはいられない。


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四日市を出て、近鉄泊駅の先で国道1号といったん合流し、まもなく日永の追分で国道と別れます。
追分(おいわけ)というのは、分岐点という意味ですね。


日永の追分。左が国道。右が東海道旧道ルート。右を進んだら、すぐに左の脇道に入るのが正しい旧街道ルート。
こんな感じの、のんびりした道です。


杖衝坂(つえつきざか)へと向かいます。


雰囲気のある通りの、ところどころに小さく東海道の案内板がありますので、見落とさないようにたどります。


正面に小さな祠(ほこら)があり、そこを左に折れると杖衝坂のはじまりです。


杖突坂の中腹の休憩場所で、旅人がひとやすみしていました。


坂ももう少し。


やがて石薬師寺の宿場。