2014-09-06 【東海道02】川崎宿(神奈川県川崎) 東海道53次 多摩川には徳川家康によって六郷大橋が架けられた。当時、多摩川は六郷川という名前。元禄元年7月の大洪水でこの橋が流されてからは、渡し舟が橋の替わりを担った。渡船の運営は川崎宿の町人に委託されていた。 現在、六郷大橋歩道橋の川崎側には渡船跡の碑が立つ。 広重の絵では渡船の様子が描かれている。とおくには富士も見える。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 多摩川の渡し跡。歩道橋のかたわらにある。 川崎宿自体は現在の川崎駅前とかさなっているため、往時の面影は想像力に頼るしかない。 そこから旧街道は国道15号と平行した裏道を南西へと進む。