街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

【東海道02】川崎宿(神奈川県川崎)

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多摩川には徳川家康によって六郷大橋が架けられた。当時、多摩川は六郷川という名前。元禄元年7月の大洪水でこの橋が流されてからは、渡し舟が橋の替わりを担った。渡船の運営は川崎宿の町人に委託されていた。
現在、六郷大橋歩道橋の川崎側には渡船跡の碑が立つ。
広重の絵では渡船の様子が描かれている。とおくには富士も見える。

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多摩川の渡し跡。歩道橋のかたわらにある。
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川崎宿自体は現在の川崎駅前とかさなっているため、往時の面影は想像力に頼るしかない。
そこから旧街道は国道15号と平行した裏道を南西へと進む。
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