四国松山お墓参り
10年来のオートバイ仲間が四月に亡くなった。このブログのプロフィールに使っている写真を撮ってくれた男である。
墓参りに行こうと、週末の高速道路を使って四国・松山へ。
瀬戸大橋ルートは初めて。瀬戸内の島がまるまるサービスエリアになっている。千円高速も終わり。東日本では「20日から有料化」という案内なのに対して、なぜか西の方では「無料は19日まで」という表現。同じことを言っているのだが、東西の気質の違いなのか。
四国の高速道サービスエリアでは、「生醤油うどん」を発見。むかし四国に住んでいたころ、ふつうの醤油をたら〜っとかけただけのうどんを出す店があると聞いたことがあって、これぞ究極のうどんの食い方とかなんとかで、その一派かと思って心わきたつ。しかし食ってみるとふつうにうまいので、ほんとに「ただの生醤油」なのかおばちゃんに訊いてみたら、ダシ入りとのことであった。なんだ、いわゆる「ぶっかけ」ではないか。
松山の海辺に沈む夕日。
この海辺にある健康センターはけっこう気に入ったのだが、6月いっぱいで閉館とのこと。全国で健康センターが次々と老朽化とともに消えていく。
松山の東側、やや内陸寄りに新しい健康センターがあった。ここは活気もあり、客も多い。宿泊施設、家族風呂なども併設。しかし館内禁煙なのが残念。
お墓参りのため、松山の市街地へ。
松山城。
亡くなった友人のお母さんといっしょに墓参り。茨城と千葉からも古いオートバイ仲間が駆けつけた。たまたまこの日が月命日ということでお母さんが感激していた。さらに命日はうちの結婚記念日と同じ日。やられた、と思ったが、これは黙っておいた。
松山といえば鯛の釜飯。「じゃこてん」で有名なシラスも名産品。
松山を離れ、僕の生まれ故郷の高松へ移動。
屋島は中学時代の通学路。まいにち眺めていたものだ。
亡くなった友人をあいだにはさんで記念撮影。
通っていた中学校の裏手にはケーブルカー乗り場があったのだが、現在は残念ながら休業。
しかし、おでん屋さんは健在。イイダコおでんを食す。
高松の屋島第一健康センターにて宴会。
生前、ビールばかり飲んでいたから、彼の分も大ジョッキをたくさん頼んだ。とはいっても、けっきょく始末をするのは生きているわれわれなので、夜中にはこのありさま・・。
仏様の席に足を向けている、というか完全に足蹴にしている二人。十年前に行きつけの居酒屋で毎日見た光景そのまま。あきれるほど何も変わっていない。彼も一段高いところから笑っているだろう。