街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

0.1馬力で攻めるパープルライン

自転車で遠出するのは、ほんとうに久しぶりだった。高校生以来だろうか。
たまたま地元の自転車プロショップの朝練習会に参加したあと、そのまま自走で筑波山に行くという人がいたので、ついていくことにした。

 

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●パープラーとしては、チャリでもパープルラインは攻めずにはいられないのだ。右下の写真はちょうど1年前の夏に同じコーナーにて。


しかし前夜から娘が40度の熱をだし、朝一番で細君は病院に行っているはずだ。朝9時ぐらいまでにもどればいいだろうと思っていたのだが、何がどうなったら結果的に筑波山のパープルラインを走ることになるのだろうか。
ともあれ、風の抵抗を避けるため3台で先頭のローテーションを組みながらの編隊走行は、昨今だらしなくなってきたオートバイの編隊と違って、シビアかつ連携の妙味あり。

山登りをすることになり、筑波山不動峠を登坂。半端じゃない汗。そこから有料料金30円を払い、表筑波スカイライン(パープルライン)を走行。二輪車通行禁止だが、自転車は堂々と走れる。へんな道だ。ここからは下りが中心。飛ばしまくる。いつもバイクでローリングしている道だから、すべてのコーナーをノンブレーキでイケるかと思いきや、無理だった。自転車にそんな技があるかどうかは分からないが、コーナリングはハングオンで膝を路面に突き出す。メーターには最高時速68.7km/hが記録されていた。
朝日峠から下の区間では、対向車線にでて四輪車をバンバン追い越す。車内の子どもたちの歓声がうれしい。しかしそれにしてもサービスのしすぎだ。無理をしすぎて、下り坂だというのに全力疾走で、体力を完全に使い果たしてしまった。帰りの国道6号の帰途はじつに長かった。病気の娘がいる自宅はずっと電話がつながらない。
松戸までもどってきたのは午後7時。しかしそのまま帰るのもバツが悪いので、酒を飲んでから9時に帰宅した。

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●「とりあえず、筑波山のふもとまで」という言葉にのせられて走るが、ふもとに着いたときは、もうへとへと・・。

 

 


全走行143km。
平均時速21.1km/h
ドリンクと食べ物でコストは約5000円。オートバイで下道で行けば、ガス代と煙草3本、缶コーヒー1本あわせて2000円足らず。どっちがエコロジー??