街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

2014-09-13から1日間の記事一覧

【東海道38】岡崎宿(愛知県岡崎)

岡崎は徳川家康のゆかり深く、宿場というよりは城下町。今も整然とした地方都市の風格です。 広重の絵では、手前に川が流れていますが、矢作川でしょうか。川向こうに岡崎城、遠景に山が見えます。西から東を見て描いたのでしょうか。より大きな地図で 実踏…

【東海道37】藤川宿(愛知県岡崎)

広重の絵では雪景色でたっぷり。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 赤坂宿を過ぎ、藤川宿の手前1里に本宿村の史跡をつづった看板。 国道1号バイパスの歩道に、冠木門跡の史跡。 冠木門からまもなくバイパスと旧街道が分岐。右がバ…

【東海道36】赤坂宿(愛知県豊川)

赤坂宿は広重の絵では、御油宿と同じく景観ではなく風俗がいきいきと描かれています。下は今だに宿として営業している大橋屋。まさに街道情緒。 より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 赤坂紅里交差点には休憩所と案内板。 休憩所の向か…

【東海道35】御油宿(愛知県豊川)

御油宿は強引な客引き女が主題。漫画みたいで楽しい。 今では御油は静かな町のたたずまい。特に800mにわたってつづく松並木は天然記念物にも。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 呼び込みの飯盛女(いいもりおんな)に荷物を引…

【東海道34】吉田宿(愛知県豊橋)

城下町・吉田は現在の豊橋。絵では修繕のためか吉田城に足場が組まれている。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 二川宿近辺。浜名湖の湖西連峰がやわらかな稜線を新緑に染めて爽快。 吉田宿は今の豊橋。豊橋は新幹線も止まる地方都…

【東海道33】二川宿(愛知県豊橋)

二川の宿の入口付近の茶屋の光景。「かしわ餅」の文字が見える。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 バイパスの国道1号を通るルートであまり楽しい道のりではありませんが、愛知県入りしたことは感慨深いものがあります。二川宿の入…

【東海道32】白須賀宿(静岡県湖西)

遠州灘を背景に汐見阪をのぼる大名行列の図。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 新居宿を抜け茫洋とした旧道をのほほんと進む。 いよいよ来ました! 潮見坂! 絶景の激坂。 登りきると、うれしいことに無料休憩施設があります。無料…

【東海道31】新居宿(静岡県湖西)

今切を渡り対岸の荒井へ向かう様子が描かれている。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 浜名湖を歩いて渡れるのは浜名橋です。ちょっと街道情緒を演出してくれています。 新居宿にはかつて立派な関所がありました。今は資料館になっ…

【東海道30】舞阪宿(静岡県浜松)

浜名湖はもともと淡水湖だったものが、江戸時代の大地震で岸辺が崩落し海とつながった。最短コースの陸路を使えなくなり、渡しの登場となった。かなたに見える国道1号・浜名大橋。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 舞阪はしらす干…

【東海道29】浜松宿(静岡県浜松)

広重の絵でも、どうも浜松はつかみどころがないが、現在も町が大きくなりすぎて街道の雰囲気を味わうのは難しい。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 天竜川の西岸では旧東海道を偲ぶ施設とルートが整備されている途中でした。(2009…

【東海道28】見附宿(静岡県磐田)

天竜川の渡し舟を描いている。 垂直に画面を切り裂く水棹が構図を引き締める。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 国道1号はこの区間、掛川バイパス→袋井バイパス→磐田バイパスと、昔は有料道路だった自動車専用道路がつづきます。…

【東海道27】袋井宿(静岡県袋井)

野面石を積み上げた炉で茶を入れ、のんびり煙草をふかす。 高札には鳥が止まり・・そんな絵の光景をけっこう忠実に再現できる茶屋が今もあるが、周辺の景色はすっかり市街地である。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 掛川の市街地…

【東海道26】掛川(静岡県掛川)

掛川というだけあって、橋が多い。秋葉山を遠景に置いたこの橋はさてどの橋だったのか。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次マップガイド を表示 日坂を過ぎると、だんだんと住宅が増えていき、やがて掛川城のお膝元の市街地である掛川に到着。

【東海道25】日坂宿(静岡県菊川)

「佐夜ノ中山」と図中で書かれた佐夜峠は東海道中盤の難所である。急峻な坂道をのぼる駕籠かきや、伝説の「夜泣石」を眺める旅人が描かれている。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 金谷から茶畑のあいだの石畳を越えていく。ゆるくだらだらとつ…