街道遍路

歴史街道・史跡探訪ピンポイントガイド

2014-09-09から1日間の記事一覧

【東海道24】金谷宿(静岡県牧之原)

「島田」につづき「金谷」の絵も、難所大井川を渡る光景を描いている。 「島田」と着想としてはいっしょで、広重の絵としては凡庸と言われている。背景にある黒い山も実際には見あたらない。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示箱根八里は馬でも越…

【東海道23】島田宿(静岡県島田)

この「島田」と次の「金谷」の絵は、難所大井川を渡る光景を描いている。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 藤枝宿を出て最初の川を越えたところにある一里塚 松並木 市街地に入ると島田宿

【東海道22】藤枝宿(静岡県藤枝)

広重の絵ではめずらしく、宿場内の点景である。藤枝宿は今ではふつうの商店街の風景だが、よく見ると歩道の上のマンホールや電柱のノボリなどが宿場を主張していたりする。絵では問屋場で荷物の引き継ぎを行う駅伝の様子が活写されている。 馬子にまじって役…

【東海道21】岡部宿(静岡県藤枝)

宇津ノ谷峠越え。ここも東海道五十三次ハイライトのひとつ。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示ここで大正時代のトンネルと明治時代のトンネルおよび江戸時代の峠越えとの分岐となる。 間違いなく東海道のハイライトスポットのひとつである。 宇…

【東海道20】丸子宿(静岡県静岡)

とろろ汁を供する茶屋は今も同じ姿で旅人を迎えてくれる。 ここからの道のりは再び、峠越えとなる。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 安部川を渡ったあとは、国道を離れ、なかなか味わいのある道になる。 川沿いに峠をめざす道はサイクリングロ…

【東海道19】府中宿(静岡県静岡)

府中宿は現在の静岡市中心部。駿府城があり、徳川家の本拠でもある。絵は静岡市西部を流れる安部川の川渡りの様子。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 草薙神社と一里塚 駿府城 静岡駅 安部川

【東海道18】江尻宿(静岡県清水)

江尻は現在の清水港。 世界遺産の構成要素にもなった名勝・三保の松原をはさんだ駿河湾の先には、箱根、富士も見える。江尻宿の現在は「清水銀座」という名称の商店街になっている。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 旅人の心を癒すべく幕府の…

【東海道17】興津宿(静岡県清水)

興津川も橋はなく川渡りだったようだ。遠方に見えるのは名勝・三保ノ松原。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示 興津川 徳川家康が幼少期を過ごした寺 案内板

【東海道16】由比宿(静岡県清水)

由比宿と興津宿のあいだの薩埵峠は、東海道五十三次屈指のハイライト。 宿場の雰囲気も色濃く、薩埵峠の遊歩道は快適。富士の峰と海をバックにした絵と変わらぬ構図に、現代は高速道路が加わる。 由比宿本陣跡 名物しらす丼 街道の雰囲気たっぷりの道 ここか…

【東海道15】蒲原宿(静岡県富士)

温暖な地域であり、絵のような雪景色はほとんど見られない。 旧街道は雰囲気が今も色濃い。より大きな地図で 実踏・東海道五十三次 を表示

【東海道14】吉原宿(静岡県富士)

江戸から京に向かうとき、ずっと右手に見えていた富士が、吉原宿のあたりで唯一、左側に見える。それは道が大きく湾曲しているためで、現在も「左富士」の案内板の場所から実際に体感できる。ただし松並木のあいだからのぞく富士ではなく、工場の建物のあい…